
完全甘柿
東京紅
(とうきょうべに)

東京オリジナル品種の甘柿
東京紅(とうきょうべに)は、鮮やかな朱色としっかりとした甘さが魅力の東京ブランド品種。
2011年までは東京でしか栽培できない品種でした。
甘みが強く大き目の実がなる「花御所」と色が鮮やかな「興津2号」を交配し育成されました。
両方の特長を併せ持った、甘くて大きくて色がきれいな品種です。
1 0月中旬のやや早採りでも程よい甘さを、10月下旬~11月の完熟収穫ならさらに濃厚でコクのある甘みを楽しめます。
大きさは250g前後で食べ応え抜群。見栄えが良い上、収穫後も日持ちする品種で贈り物にもぴったり。「鮮やかで甘い柿を育ててみたい」という方におすすめです。
1本でもなりやすい点も家庭栽培向けです。
1本でなりますが、より実付きを良くし糖度を上げるため柿専門農家では、受粉樹に「さえふじ」を使用しています。
完全甘柿とは?
完全甘柿(かんぜんあまがき)は、受粉や種子の有無に関わらず、
果実全体の渋みが自然に
抜けて甘くなる柿の品種群を指します。
柿の渋みの原因は「可溶性タンニン」ですが、
完全甘柿では果実の成熟過程でタンニンの性質が
自然に不溶化タンニンに変化し、口に含んでも渋みを感じません。
そのため、種なしでも安定して甘い果実ができます。
※ただし、寒い地域では渋が完全に抜けきらないことはあ
ります。
日本人と柿
古代〜中世
柿は中国から古くに日本へ伝わり、奈良時代にはすでに食用・薬用として利用されていたとされています。和歌や俳句にも登場し、秋を象徴する果物として親しまれてきました。
江戸時代
この時代になると甘柿の品種改良が盛んに行われます。 「○○家の柿が美味しい」と噂になり、枝を分けてもらうなどのやりとりが記録に残っているほど。こうして「富有」「次郎」「御所」など、現在にもつながる品種の原型が確立し、各地で特産化が進みました。柿はまさに秋の味覚の代表格として定着していきます。
近代〜現代
明治以降、栽培技術や品種改良がさらに進み、完全甘柿や種なし柿など多様な品種が登場。海外にも日本の柿が輸出されています。
柿はレモンの次にビタミンC豊富な果物(ミカンの2倍)、風邪予防に最適で、柿に含まれている タンニンがアルコール分を排出し二日酔いに効くとされ、ビタミンK、B1、B2、カロチン、カリウム、カルシウムも含み、動脈硬化・高血圧症・ガン予防、シミ・ソバカス予防などを期待できる、「トップクラスの栄養を誇る果物」です。
備考
柿の苗木は特に芽吹き時期が遅れることが多いです。
また、ごぼう根の性質が強いため3年に満たない若い苗木などでは、細根がほとんどない状態のことも多いです。
お届けする商品について
2年生接ぎ木大苗
ポット含め高さ0.9m前後で5号ロングビニールポットに仮植してあります。
※画像は商品の一例です。
お届けする商品は植物なので個体差があります。
この商品の送料は160cmサイズとなります。
関東・信越・東海・北陸・関西…2000円
南東北・中国…2100円
北東北・四国・九州…2200円
北海道…2710円
沖縄…4520円
商品の注文個数によって送料が変更となる場合は、個別にご案内させていただきますので、当店から送信される受注確認メールを必ずご確認ください。
サイズが異なる他の商品を注文した場合、その中の最大サイズの送料になります。できる限り送料のご負担が少なくなるよう梱包を工夫いたしますが、内容が複雑でわかりづらい場合は、ご注文前でもお気軽にお問い合わせくださいませ。




