イチジクブラウンターキー

果汁が多く酸味がちょっぴり強めで食味は良い。
収穫まで2~3年と早い欧米ではポピュラーな品種。1節に2果着生する枝が多いのが特徴的です。果皮はライトブラウンバイオレット、果肉はイチゴ色。夏果もほどほど採れ、秋果は豊産。ドライイチジクには適していません。樹高がやや小さめでなので家庭栽培や鉢植えに向き、植え付け後2年くらいで成り始めます。
イチジク「ブラウンターキー」 の特長

- 収穫時期6月~7月、8月~11月(夏秋兼用)
果重 80g(夏果) 50g(秋果)
いちじくの花
いちじくは漢字で「無花果」と書きますが、花がないわけではありません。実の中に小さな花をつけるため、外からは確認できないのです。果実を半分に切ると詰まっている赤いつぶつぶが花です。この花の部分によって独特の食感を生み出しています。
病害虫
イチジクで一番困るのがテッポウムシ(カミキリムシの幼虫)です。木の幹や枝に穴をあけて内部を食い荒らすため、放置すると木が枯死する原因になります。
対策としては、 木くずが出ている穴に専用のノズル付き殺虫剤(キンチョールEなど)を注入する方法や、成虫を見つけ 次第捕殺する方法、5月から7月にガットサイドSなどの薬剤を株元から幹に塗布して産卵を防ぐ方法などがあります。




